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【ヨォルングの私物イダキと儀礼で使われたイダキ】 「ヨォルングのイダキ奏者が自分の演奏のために使うイダキ」で練習する それぞれのディジュリドゥ奏者にはそれぞれの好みがある。自分の好みや感覚をたよりに楽器選びをするのが普通です。だから、自分が選んだ楽器がヨォルングのイダキ奏者たちにとっても最高な楽器とは限らない。けれど、自分の趣味趣向を一度脇に置いて、ヨォルングの私物イダキや儀礼の中で使われた楽器の中にこめられている演奏感を探求すれば、スムーズでスピーディーにイダキ演奏の真髄へとアプローチできるんじゃないだろうか? MM-U-1001はテープが二重に巻かれたMirrwatngaの私物。わざと大きく広げられたマウスピースなど、本気が高いイダキです。NY-1001はオーカーで描かれたNawundaの私物。Gumatjクランのイダキとしても珍しいが、ヨォルングの演奏スタイルのみに反応してくるグリグリまとまる感覚が強烈!UY-1002はタイトでハイプレッシャーでスピーディー。引き込めば引き込むほどグルーヴする!UY-1003はこの4本の中ではもっとも音程が低くD#。やわらかくあたたかみのある音質の中にバリバリとした60年代の音源に聞かれるような演奏感がある。 4本とも共通してほぼノータッチの空洞をそのまま生かして作られており、コンテンポラリー的な要素の入る余地のないハードコアなイダキです。自分のエゴを捨てて彼らの感覚に寄り添う、その中で得られる感覚は、現地のイダキ奏者たちと共有しているものなのかもしれない。
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