【1960〜1990年代のビンテージのMako(ディジュリドゥ)】
Mako(発音はマーゴ)は西部アーネム・ランドに住む「Bininj」の人々の言葉「Bininj Kunwok」でディジュリドゥを指す言葉です。
Makoはドローンだけを鳴らすことに特化したディジュリドゥで、その独特のサウンドや形状は現在広く世界に広まった、いわゆるディジュリドゥの原型になった楽器です。
数年かけて収集したビンテージのMakoを時間をかけてメンテナンスと修理を施し、美術品としてではなくきちんと鳴らせる楽器として長年使っていける状態にした9本です。今回アップしたMakoは1月24日〜28日に大阪のAvalon Spiralにて開催される「MAKO 短いディジュリドゥ展 vol.2 - 音のフラクタル」で展示されます。
メールでご注文は受け付けていますが、展示期間が終わるまでお客様のお手元に発送することができません。ご協力よろしくお願いします。1月には林靖典がセレクトした新しいMakoを7本サイトに掲載予定です。こちらもふくめた合計16本とAvalon Spiralの7本の合計23本のMakoが一同に見れる機会です。ご来場を心よりお待ちしております。
【Unknown Didjeridu (possibly from Tiwi circa 1980's)】D#-・122.4cm/2.7kg・3.5cm/6.6-7.1cm
アート面ではTiwi諸島が濃厚で、演奏感とサウンド面ではDaly River周辺のKenbi/Marluk的な要素を強く感じさせるエリア不明の推定1980-90年代のディジュリドゥ。コンディションが良く、落ち着いたやわらかなサウンド。[Used扱い] |
【60-70's Mako from Arnhem Land】F・103.4cm/1.6kg・3.3-3.7cm/6.3-6.8cm
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250,000yen |
60-70年代頃の作品と思われるアーネム・ランドで作られたオールドMako。直管で空洞がオープンでマウスピースに蜜蝋が付けられた、これぞMakoといった形状と鳴らし心地で、現代にこれと似たクオリティのMakoを手にすることは難しいでしょう。[Used扱い] |
【60-70's Mako from Arnhem Land】G ・107.5cm/1.4kg・2.6-2.9cm/4.9-5.2cm
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88,000yen |
細く短く棒切れのような60-70年代のアーネム・ランドのMako。斧でカットしただけと思いきやマウスピースもボトムもノミ入れしてチューニングされていて、キレキレの演奏感と疾走感がいまだに演奏可能な意外な逸品![Used扱い] |
【60-70's Mako from Arnhem Land】E ・113.6cm/2.1kg・3.1-3.3cm/7.1-7.5cm
60-70年代頃のアーネム・ランドのMako。シェイプ・サイズ・ピッチあらゆる面においてザ・マーゴ!まるでドラえもんのタイム風呂敷を使ったかのようなミントコンディション!きっちりチューニングしてこの感じに仕上げられてる作り込みがスゴい。[Used扱い] |
【60-70's Mako from Arnhem Land】D#・120cm/1.1kg・2.8-3.3cm/4.7-5cm
細身ながらCD「Didjeridu Master」の頃のDavid Blanasiのようなゴロゴロしたサウンドが鳴るディープで意外に鳴りのいいD#の60-70年代頃のアーネム・ランドのMako。[Used扱い] |
【60-70's Mako from Arnhem Land】D++・134cm/2.1kg・3.7-3.9cm/8-8.2cm
Willy-Willyと呼ばれるオーストラリアの台風を表すDjoli Laiwangaの名曲「Bidjurudu」のイメージを彷彿させる、打ちつけるような、渦巻くような風そのものを感じさせるディープさ!ペイントもシェイプもミュージアム・クラスのMako。[Used扱い] |
【Mako from Wugularr circa 1990's】C#-D・124cm/2.1kg・2.9-3.4cm/5.9-6.4cm
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66,000yen |
ペイントのタッチからFrankie LaneかMickey Hallの90年代の作品ではないかと思われるWugularr(Beswick)のビンテージMako。ローピッチながらもきらびやかなサウンドでビギナーにも鳴らしやすい。[Used扱い] |
【Fred Blitner】C#+・132cm/2.4kg・3-3.3cm/6.8-7.6cm
太く大きなナチュラルな空洞で直管なシェイプ、Wugularr(Beswick)のMakoらしいクラシカルなペイントが美しく保全された「C#」のローピッチの、ゆったりとしたリラクシングな演奏感と音質の90年代頃のビンテージMako。[Used扱い] |
【Unknown Didjeridu from Katherine circa 1990's】D#・131.7cm/1.7kg・3.2-3.4cm/6.6-6.7cm
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55,000yen |
おそらく白人が作ったディジュリドゥにKatherine近辺のアボリジナルがペイントした1990〜2000年代初頭の作品です。丁寧に作られていて音量もあり、サウンドバランスも良い。オーセンティックなアボリジナル作品ではないかもしれませんが、演奏感もふくめてMakoとして良作。[Used扱い] |
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