【セレモニアルなイダキ】
北東アーネム・ランドではMandapul(イダキ)はBapurru(葬儀)とDhapi(割礼)の二つのオープンな儀式で唄の伴奏楽器として演奏されます。たいていの場合、儀式は長時間、複数日に渡って断続的に行われる。
そういった儀式の場で使われる楽器にはリアルな現場感があり、それぞれのイダキ奏者のスキルにもよりますが「彼らが良い楽器」と感じるナニカがあるように感じます。
そういう楽器に触れると、なるほどと思えるアハ感覚、あるいは逆に自分の演奏感とぶつかって立ち上がる違和感など、刺激的で変化に満ちたことが起ります。それが一番彼らの演奏感へ肉薄し、イダキを通じた学びになるんじゃないかと想うんです。
「彼らが儀式で使うためにピックアップしたセレモニアルなイダキ」=「ヨォルングの目線で見た良い楽器」という観点でセレクトしたEarth Tubeが最も力を入れて収集・販売しているイダキです。
2023年1月〜2月いっぱいまでクラップスティックとディジュリドゥを同時購入すると全国送料無料になります。
【Barayuwa Mununggurr】F#-/A- ・129.9cm/2.5kg・3.1-3.2cm/9.5-10.5cm
 使用後にペイントされていて言われなければわからないほどのコンディションの良いBarayuwaのプライベートMandapul(イダキ)。オープンな空洞から生まれるふくよかな倍音と重めのギア感、迫力のある音量のオープン・ファット系イダキ。[Used扱い] |
【Bulunggitj Wunungmurra】G--/G#++・131.3cm/2.4kg・2.5-3.2cm/8.4-10cm
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121,000yen |
イダキ・マスターB. Wunungmurraの息子BulunggitjのプライベートMandapul(イダキ)。使用後にペイントされていてボトムには傷やクラック多数。使用感たっぷりのセレモニアル・イダキ。[Used扱い] |
【Dhapa Ganambarr】F#-/F#- ・140.2cm/3.9kg・3.1-3.3cm/9.6-10.7cm
 Dhapaが販売用のイダキ作りを始めた初期に数本だけ作られたMandapul(イダキ)のうちの1本。現在のDhapaの作品には見られない厚手なシェイプ、作り込みすぎないマウスピース、Dhalwanguクラン特有のアートがオーカ・ペイントで彩られたラウドでパワフルな名作。 |
【Ngongu Ganambarr】F++/G+・133.3cm/2.9kg・3-3.1cm/7.4-8.3cm
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88,000yen |
強く弾けるように鳴るパワフルなトゥーツ、つんざくような拡声的なコール、ざらついた倍音がハミングとマッチして野生味のある太い出音でラウドに鳴るドライ&ヘビーなMandapul(イダキ)。 |
【Wapurrpurr Wunungmurra & Marikuku#2 Wirrpanda】F#/F#・137.5cm/3kg・3.2-3.3cm/8.2-9.1cm

Marikuku#2 Wirrpandaによって作られ、Guyanya Gurruwiwiによって売られたWapurrpurr WunungmurraのプライベートMandapul(イダキ)。クラックを蜜蝋で埋めたり、テープを何度も巻くことで延命され、とことん使いたおされている。 |
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