2. Top Endの伝統音楽とディジュリドゥ
2-2. ディジュリドゥの使われる地域
【中央アーネム・ランド】
ここで言う中央アーネム・ランドとは、西はMann River、そして東はBlyth River(とGoyder Riverの上流)の間、そして地図上で見られるBulmanまで南に位置する地域と定義されています。この地域の重要なコミュニティManingridaは、1,000人程の人口があり、その周辺部には20以上のアウトステーションがあります。
地図上の地名 |
M - Maningrida* |
TR - Tomkinson River |
Mi - Milingimbi* |
CR - Cadell River |
R - Ramingining* |
BR - Blyth River |
Bu - Bulman* |
GoR - Goyder River |
Go - Goomadeer* |
Mo - Momega (Mumeka)* (outstation) |
LR - Liverpool River |
Ko - Kopanga* (outstation) |
MR - Mann River |
Kl - Korlobidahdah* (outstation) |
* Aboriginal community
この地域の特徴は、「Rom」として知られる外交的儀式で、「Goyulan」がその中心的主題である(Clunies Ross & Mundrugmundrug,1988; Wild, 1986) 。
■この地域の録音を含むディスコグラフィー
トラックNo. |
録音地/日付 |
内容 |
トラック8 |
Kunbarllanjnja
(Oenpelli),1962年 |
Djambidj」ソング・シリーズの一部である「Burarra」ソング。 |
トラックNo. |
録音地/日付 |
内容 |
全曲 |
Canberra &
Blyth River,1978年 |
Blyth River河口付近でJunawunyaソング一曲だけ録音され、それ以外は全て1982年にキャンベラで録音された。北部中央アーネム・ランドのAnbarraの人々がクラン・ソングを演奏しています。
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トラックNo. |
録音地/日付 |
内容 |
全曲 |
Canberra, 1979年 |
Burarra語の方言の一つであるAnbarra語で歌われているクラン・ソングです。
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注意:亡くなっていると思われる演奏者の名前は記述されていません。
中央アーネム・ランド|
東・北東アーネム・ランド|Groote Eylandt|西アーネム・ランド