【雨のGarma】 その日はGarmaサイトでDjalu一家のためのテントの設営やら、シャワーを浴びたいという理由で家にもどりたいやらで、会場とSki Beachを彼等の送迎で2往復する羽目になる。そして、翌朝からはじまるGarmaにそなえてGulkulaでキャンプするために、夕方あらためてSki Beachをあとにした。 Ski Beachを出て南へ向かって走っていると、フロントガラス越しの空に怪しい灰色の雲がグングンとかかり始めているのがはっきりとわかった。 そしてしばらくするとポツポツと降り始める雨・・。 会場が近づくにつれ雨はさらに勢いを増していき、舗装路を外れダートロードに入ったころには視界が悪くなるほどの大雨になっていた。
まさかGarma期間中に雨が降るとはまったく予想していなかった。開催日を一日間違えたことといい、ドシャ降りの雨といい、今年のGarmaは最初からハプニング続きだ。
テントを管理しているコンテナで、あまりの忙しさにブチ切れ寸前のスタッフと直接交渉し、新しいテントを調達する。それを車に積み込んで上野さんたちのキャンプサイトへ。そこでは日本から参加していたみんなが雨と寒さで震えながら待っていた。テントはというと雨よけのフライシートがかかっておらず、確かに中までズブ濡れ・・。これじゃあ寝るどころか座ることさえできやしない。まさか初日からこんなことになるとは思っていなかったみんなはすでに疲れきった表情・・。 最初からこの調子でいったい今年のGarmaはどうなるのだろうか・・・。 |トップへ|
|