【Manymak Ngatta!! Garma生活は贅沢三昧??】 Garmaフェスティバルでは目が飛び出るほどの高額を支払っているだけあって、海外からのビジターが期間中快適に過ごせるようにいくつかの「贅沢オプション」が付いている。 その1つが宿泊設備。 事前に申し込んでおけば参加者1人1人に、大人2人が余裕で眠ることのできるテントを準備してくれる。それだけはなくテントの中には寝袋にくわえ、大型のエアーマットまで完備。地面のゴツゴツを感じることなく眠れるのだ。ただ時間の経過とともに空気は抜けていき、最終日あたりは結構悲惨な寝心地になるのだが。
ちょうど1年前、Darwinで晩御飯にソーセージ1本とご飯だけというような貧乏生活を続けていた僕とのりくんは、2004年のこのフェスティバルに初参加し、あまりの食事の豪華さに「ここは天国か??」と目を疑ったのだった。 実はGarmaには食堂が2箇所ある。ひとつは参加費を払ってフェスティバルに参加しているビジター用の食堂。そしてもうひとつはボランティアやアボリジナルの人たちなど、無料でフェスティバルに参加している人たちのための食堂である。 そして明らかにビジター用の食堂のほうが内容がいい!しかしビジターのパスを持っていない人たちは食堂に入ることができない。そしてどういう結果が待っているかというと、僕達がアボリジナルの家族全員分の食事を用意して彼らのキャンプに持っていくということになるのだ。パシリ?とも思えるこの仕事だが、家族の人たちをほって自分達だけいい食事を食べるというのもちょっと気が引ける。山盛りになった2食分の皿を両手に抱え、人ごみを縫って彼らのもとに持っていった。 そしてやっと自分達の食事。さあ食べようかと思ったら最後に戻ってきたゴリ君がなにやらデカイ鍋を抱えていた。
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