【そしてカラバリーが始まった】 僕はさっそく一本のディジュリドゥをNickyに差し出した。それはMitchinが僕と真弓の結婚祝いとしてわざわざオーストラリアから送ってくれたもの。Mitchinいわく「もっともKenbiスタイルに適したディジュリドゥだ」という。 僕はMitchinへの感謝を込めてそれを日本から持ってきていた。 そしてそれをKenbiスタイルの第一人者であるNickyに使ってもらうことは今回の旅の大きな目的のひとつだった。その夢が、今実現しようとしている。
「ヨー、Nickyーーー!!!」 掛け声にも思わず力が入る。そして照れたように笑うNickyは去年と変わっていなかった。 |トップへ|
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