パプア・ニューギニアで行われた「South Pacific Festival」の際に録音されたライブ音源。クレジットは無いが記録からおそらくデビッド・ブラナシの演奏が収録されている。
1カセットのライナーには詳細がのっていないため、プレイヤーの名前やそれぞれの詳しい地域などは不明だが、おそらく日本のキング・レコードから発売されていた『World Music Gala Collection 100 世界民族音楽大集成 オセアニアの音楽II』(CD : KING RECORDS)と同じ時期に同じ場所で録音されたものと思われる。というのもこのカセットの録音は「South Pacific Festival of Arts」というフェスティバルの時に行われたライヴ・パフォーマンスを収録したもので、キング・レコードの録音も同じフェスティバルでの録音の抜粋で、当時Djoli LaiwangaとDavid Blanasiはこのフェスティバルに参加するためにパプア・ニューギニアを訪れていたからである。 South Central Arnhem Landとされているトラック1と3はディジュリドゥ・マスター「David Blanasi」とソングマン「Djoli Laiwanga」によるパフォーマンスだと推測される。ライナーでは全9トラックだが、ライナーに載っていない曲が3曲B面に収録されており、全12曲中ディジュリドゥが入っている曲は半分の6曲である。日本をはじめ、海外でもあまり知られていない珍しい音源です。カセットのみ。もともとハイプライス。 なぜかジャケットはダンサーのデビッド・グルピリルと思われる人物がディジュリドゥを吹いている写真が使われている。デビッド・グルピリルは、当時デビッド・ブラナシと共に海外のツアーに頻繁に参加しているので、おそらくここでのディジュリドゥ奏者はブラナシだろう。 このカセットにはタイトルだけが表示されており、演奏者の名前やクランなどは不明です DAVID BLANASIディスコグラフィー ・『ARNHEM LAND POPULAR CLASSICS』(CD-R from LP 1961-62 : Wattle Ethnic Series) ・『BAMYILI CORROBOREE』(LP/Cassette 1976 : Grevillea) ・『DAVID BLANASI TRIBUTE ALBUM 1998-2001 / The White Cockatoo Performing Group』(CD 2002 : Big Ban) ・『DIDJERIDU MASTER』(CD 1998 : Big Ban) ・『LES ABORIGENES -Chantes & Danses de l'Australie du Nord』(CD 1979 : Arion) ・『MUSIC OF AOBORIGINAL AUSTRALIA』(Cassette 1972 : Hibiscus) ・『SONGS OF BAMYILI』(Cassette 1977 : Aboriginal Artists Agency) ・『TRADITIONAL ABORIGINAL MUSIC -Sounds from the Bush』(CD 1998 : ARC) ・『World Music Gala Collection 100 世界民族音楽大集成 オセアニアの音楽II』(CD 年代不明 : King/Seven Seas) |
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