ぼく個人の考えとしては、ノン・ヨォルングは完全なイダキの楽曲を演奏すべきではないと思う。そうすることで、それらの唄はあるべき場所にとどまるんだ、アーネム・ランドのセレモニーの中に、ヨォルングと共に。そうすることが、「神聖さ」に敬意が払われているんだとぼくは信じている。 ぼくのイダキの演奏スタイルは、こんなふうにしてヨォルングのイダキの演奏スタイルから影響を受けているんだよ。 じゃぁ次に「ヨォルングのイダキの演奏スタイルやヨォルングの文化が、ぼくの人生観や音楽にどんな影響をおよぼしているのか?」って質問に答えようと思う。 イダキを含むヨォルングの文化は、あらゆる面でぼくの人生観と音楽に影響をしている。もっともぼくに影響をおよぼしているヨォルング文化の一面は、超自然的パワーに対する認識手法、そのプロセス、そしてぼくらの関係性というのもその一部なんだという事だ。
すべての形の中にある関係性の事なんだ。 それが、ぼくにとってはインスピレーションを与えてくれるとてつもなく大きな感覚で、それを胸元やお腹に感じるんだ。ぼくを取りまくすべての自然に対する愛を強く感じるんだ。そして、その結果としてこういった感覚をなにか触れることのできるものにして表現したいという気持ちが生まれた。時には、こういった感覚をイダキを通じて表現することもあるし、インタビューに答えるという形で表現することもある。どんな表現の場であれ、そこにある感覚は「生命はすばらしい。そしてすべての人々を含む自然のなかにある全てのものは美しい」という事なんだ。 |トップへ|
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