【やっぱりダーウィン!】 ミンディルビーチマッケットはドライシーズンの間開催される、 ダーウィンでもっともにぎやかな野外マーケットだ。 日本のガイドブックなどでも多く紹介されているのでご存知の方も多いだろう。 僕は日本にいるときからこのマーケットをとても楽しみにしていた。 なぜなら、多くのアボリジナルの人たちがバスキングをしているという噂を 聞いていたからだ。 僕がダーウィンに来てからまもなくしてマーケットが始まったので、大学でYolngu語を勉強していたノリくんとともに、ディジュリドゥ片手に繰り出した。 このマーケットはアジア系を中心とした多彩な屋台が軒をつらね、ただブラブラと歩くだけでも結構楽しい。 僕らはちょこちょこと店を覗きながらアボリジナルのバスカーの人たちを探していた。 すこしすると遠くから聞き覚えのある規則的な音が聞こえてきた。 カンカンカン・・・ 「あっ!クラップスティックの音だ!」 僕らはどちらともなく思わず声がでてしまった。 はやる気持ちを抑えつつ、音を頼りに人ごみをかき分けていく。そのうち歌も聞こえはじめ、中央の広場のようなところに出た。
これが後々いろいろな意味で関係が深まるブロンソンとの最初の出会いだった。 【ミンディルビーチマーケット情報】
ミンディルビーチの夕日はとても有名らしく、わざわざ椅子やワインなどを持ち込む人もいて、ちょっとしたパーティ会場のような雰囲気だ。 確かに真正面の地平線に太陽がすこしずつ沈んでいくさまは一見の価値はあると思う。
【Groote Eylandt 紹介】 Groote EylandtはYirrkalaの南、カーペンタリア湾に浮かぶ大きな島だ。 ノンアボリジナルにとって訪れることの難しい地域のひとつではないだろうか。 アボリジナルの人たちのために定期便が出ているようだが、許可がない限り僕たちが訪れることはできない。ただ、ダーウィンからケアンズへ向かう飛行機に乗るとこの島の上空を飛ぶので空から眺めることはできる。 この島の人々の歌には、特徴的なスタイルがあり、二本のディジュリドゥを使ったり、ソングマンが喉を震わしながら歌ったりする。 そのあたりはいくつかの音源の中で聞くことができる。 彼らの言語でディジュリドゥは、Yiragaと呼ばれ、数人の達人の演奏は度肝を抜かれるぐらいすごい。特にMagunやMungayanaという人達の演奏は個人的におすすめです!詳しくはGORIくんのリサーチページで見れるディスコグラフィを参照してください。 |トップへ|
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