揺れを軽減する持ちやすい構造
このモデルの最大の特長は、運搬中のディジュリドゥをとことんホールドできるという点です。ケースの内側でディジュリドゥが動かないように二カ所をマジックテープで固定できます。さらに外部の5本のコンプレッション・ストラップ(Sサイズのみ4本)で締めることで、ディジュリドゥとケースの密着性を高めることができ、ぴったりと固定されます。 |
衝撃に強い底部のゴム製クッション
立てて運搬するディジュリドゥのバッグでは、ボトム部分が一番頻繁に地面に接地します。ときには、8〜9kgというかなりの重量のディジュリドゥもあります。そういった荷重の全てがソフトケース底部に集中します。そこで、ケースの底部には厚さ10mmのゴム製のクッションを2重に施しました。カナヅチでたたいても床に触れることがないこの高いクッション性がディジュリドゥを衝撃からしっかりとガードします。
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S、M、L、XLの4つのサイズに対応
ディジュリドゥは自然に成長するユーカリの木から作られるため、様々なサイズや形のものがあります。できるだけ多用なサイズと形状の楽器に対応できるように、S、M、L、XLの4サイズを作りました。
いずれも、肩にかついだ時にボトム部分が地面にふれないように、ストラップまでの高さは同じです(身長165cmの人が階段の上り下りをしてもボトムが階段に触れないよう設計されています)。
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保護性と断熱性の高いクッション素材
ユーカリの木から作られるディジュリドゥには、クラックという問題がつきまといます。特に、運搬中にぶつける事がディジュリドゥに深刻なダメージを与える可能性があるのはいうまでもありません。
そこでこのソフトケースでは、厚さ5mmの高密度の発泡素材をサーフボードケースに使われる強度の高い布ではさんでいます。それにより軽量でありながら、保護性と断熱性も兼ね備えています。
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ラフに使える防水素材
ディジュリドゥは木管楽器であるため、水にぬれるとその後の急激な乾燥がクラックの原因になったり、ペイントがはがれたりすることがあります。特に、オーカー(自然の顔料)で描かれたディジュリドゥは、水にぬれるとペイントがはがれ落ちてしまいます。「NOMAD
SERIES」で使われている紡績繊維は、サーフボード用のケースに使われる防水素材を使用しており、二重構造になっていて表面は水でぬれますが、裏面はナイロン素材なので内側まで水を通しません。防水素材で水から大切なディジュリドゥを守ります。
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強度の高いプラスチック部品
従来製品では、ストラップに使用されているバックルがディジュリドゥの重みに耐えられずに割れることがありましたが、荷重のほとんどがかかるであろうショルダー・ストラップのバックルは50-60kgの重量に対応している日本のNIFCO製のものに改善しました。また5本あるコンプレッション・ストラップも同社のものを使用しています。
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