最近では、ぼく自身のルーツであるMaori(マオリ:ニュージーランドの先住民)の楽器にも深く関わっている。たとえばPutorino、Porutu、Porotiti、Pukaea、Koauau、Poiawhiowhioという名前の楽器があり、これらの多くは「空とスピリット」に関係している。他にも、ニュージーランドのラロトンガ島(Cook諸島の一つ)のログドラム、アフリカのDjembe(ジャンベ)、Dunduns(ドゥンドゥン)、N'goni(ゴニ)、そしてもちろんYidakiも演奏する。こういった楽器と共に「言葉・詩・唄」としての言葉も使う。それには様々な太平洋の言語、MaoriやHawaiiの言葉、そして、そう!日本語も!言葉はうまく使いさえすれば、ぼくらにポジティヴに響くものだと想うんだ。そして今まで語ってきたイメージでこういった楽器と声でレコーディングをしている。 |
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ぼくはこういった音楽にまつわる作業の大半をニュージーランドのアオテアロアで行っている。この場所を選んだ理由は、アオテアロアが本当にさわやかで、人にやさしく、ゆるやかで力強い土地だからなんだ。その作業環境から数えきれないものを得て、ぼくは作品を通じてそれを大地へと返還しているんだ。
アニメーションをしている友人がいて、そういったぼくの音楽に合わせた映像を作ってくれるという話をしている。もし可能ならその映像のDVDができたらいいなぁと想う。そしたら、それを家に持ち帰って「そのメッセージ」を聞くことができるんだよ。なぜ「そのメッセージ」という言葉を使ったかというと、それは「ぼくのメッセージ」だと感じていないからなんだ。それは地球から地球の子供達へのピースのメッセージであり、ぼくは地球のために音楽を作っているんだと感じている。ぼくの心臓のドクンという鼓動のたびに地球がぼくに語りかけてきているのがはっきりとわかる。それを聞き、それに従って行動をするという事がぼくにとっての義務なんだと想う。
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Kia tau te rangi marie...
汚れ無き光を...万物を想像する源を...抱き
そして誠実に、敬い、正直にその光を抱いて歩め
自分自身のために...みんなのために...
ピースを生き、ピースを体現して歩め
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