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林 靖典 ポートレート 林 靖典 | ヨォルング語研究者・イダキ奏者
Yolngu語学教室 ーアボリジナルの言語「Yolngu Matha」を学ぶー

日本で唯一のアボリジナル言語教室の第一期がスタート。言語そのもののおもしろさと精霊信仰の続くアボリジナル文化の奥深さを垣間見るすばらしい機会です。

YOLNGU MATHAベーシック・コース上半期(4〜9月)
 ・月一回受講 x 6ヶ月
 ・毎月最終日曜日に開催
 ・上半期受講料:15,000円 (当日参加は3,000円)
 ・定員15名
●大阪教室
第三・四回目: 7月31日(日)/8月28日(日) ※大阪教室は毎月最終日曜です。
場所: 大阪市谷町4丁目 難波の宮跡 青空教室
時間: 13:00〜15:00

(休憩を20分はさんで50分x2講議)

  難波の宮
 
アクセス ・地下鉄谷町線「谷町4丁目」駅下車 徒歩1分
受講予約:Earth Tube info@earthtube.com
●東京教室 場所未定 8月以降に開催予定
7月にアーネム・ランドからイダキ・マスター「Djalu Gurruwiwi」が来日します!東京教室の開講はDjaluの来日後にスタートします。詳細決まり次第随時ホームページで公開します。
受講予約:Earth Tube
     info@earthtube.com

●Yidakiを学ぶ人にとっての言語の必要性
「ハロー......。 ハローって言ってごらん。ほら、(話す人によって)音が違うだろう?フランス人はフランス人の音になるし、日本人は日本人の音になる。言葉(音の発音の仕方)が違うんだよ。」とは、かの有名なイダキ・マスターDjalu Gurruwiwiの言葉である。

-夕方、潮が引いた跡 Low Tide at Milimgimbi-

Yidakiのサウンドの決め手は「舌の動き」といっても過言では無いでしょう。そしてその舌の動きは「言語」に大きく影響される。英語や日本語には無い発音がある「Yolngu Matha」を学習する事によって、Yidakiのサウンドを深く追求する。そして彼らの歌の歌詞や文化を深く知る、そういう大きな扉を言語が開けてくれ るのです。

●YOLNGU MATHAコースの内容

月1回を半年間で1コースになっています。まずはYidakiに関連のある分野の様々な実践的な資料やテキストを使って、「Gupapuyngu(Yolngu Mathaの一つ、又その言語を話す人々)」の基本の発音、文法などを学びます。

一回だけの受講もできますが、最初から参加しないと学習内容についていけなくなるので、半年間参加する人を募集します。


-Week Dayの大半はこの石机で勉強 CD大学のアボリジナル学科の壁にはアボリジナル・ペインティングが描かれている-

●Gupapuynguとは

オーストラリアのアーネム・ランド北東部に住むアボリジナルはYolngu(ヨォルング)と呼ばれており、彼らの話す言語は一般的にYolngu Mathaとして知られています。しかしYolngu Mathaは一つの言語から成り立っているのではなく、数多くのクラン言語が集まってYolngu Mathaと称されているのです。


ー草は枯れ、ドライ・シーズンの終わり。Dhulundur'ー


そのクラン言語の一つがGupapuynguということになり、アーネム・ランド北東部では言語名がそのままアボリジナルのクラン名でもあります。つまり、ある一つのYolngu集団を指すとき言語グループと称すれば適当かもしれません。

Gupapuynguの人々は、おもにMilingimbi(Crocodile諸島)、Ramingining、Galiwinku(Elcho島)で生活しており、様々なYolngu言語グループの中でも特に伝統色の強い人たちです。
またGupapuynguはアーネム・ランド北東部において最も使用範囲が広い言語の一つといっても過言ではありません。というのも、彼らはYothu Yindiを輩出したGumatji言語グループと神話時代から深い関係をもっており、言語においても非常に類似しています。

-奥に薄く見える対岸はMakarr Yindi(Main Land:オーストラリア本土) ちょっと行くとRamingining-

Gumatji言語グループは現在Yolngu社会で強い勢力を持っているため、彼らの言語は広く認知されています。平たく表現すれば、Gupapuyngはアーネム・ランド北東部でポピュラーな言葉の一つであり、いわば北東アーネム・ランドの標準語的な位置にある言葉 と言えます。


ーYindi dhukarr Yurrwingur Yurrwi(Milimgimbi)のメインストリートー

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