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INSTRUMENTAL MUSIC OF ASIA AND PACIFIC Series 2-2
INSTRUMENTAL MUSIC OF ASIA AND PACIFIC Series 2-2
NO No Number
Artist/Collecter Alice M. Moyle(Recorder) 他
Media Type 3本組Cassette
Area 西オーストラリア州、中央/東アーネム・ランド、ケープ・ヨーク、北部クイーンズランド州、Torres海峡、 西オーストラリア州、砂漠地域
Released Year 1985年
Label Asian Cultural Centre for Unesco(ACCU)
Total Time
Price 非売品
Related Works INSTRUMENTAL MUSIC OF ASIA AND PACIFIC Series 3-3
TAPE 1 / SIDE A : AUSTRALIA
1.Kali(Boomerang Clapsticks) with Male Voice / Pulapa 'Walukulangu'(Dance Song Belonging to Fire)
2.Gangan(Paired Sticks) and Lapslapping / Balgan(Dance Series "Little Boy Lost")
3.Mirrru(Rasp) with Male Voice / Djabi Song
4.Magu(didjeridu) and Practice Sounds with Mouth
5.Lhambilbilk(didjeridu)
6.Lhambilbilk(didjeridu), Wilbirk(Paired Sticks) and Male Voice / Kurdarrgu(Blorga Bird)
7.Urlur(Seed Rattle) , Poi(Drum), Spoon, and Guitar with Male Voice / Gangang(Fish Hawk)
8.Burar(Notched Flute)
9.Karop(Panpipes)
10.Voices and Wasikor or Warup(Drum) / O lzib-ge(The Water of lzib)
ユネスコ・アジア文化センターが製作した3本組カセット+ブックレット。特にブックレットの内容がすばらしく、楽器の解説や音楽概要などアボリジナル音楽入門向き。非売品。

東京のACCU(ユネスコ・アジア文化センター)が発行・所蔵している79ページのブックレット付きの3本組カセット・セットシリーズのボリューム2-2。アジアと大平洋各国の民族音楽を収録しており、その内の一部にオーストラリアの録音を10曲収録している。残念ながら非売品だが、東京のユネスコ・アジア文化センターで貸し出しているので一般の人でも聞くことができる。

アボリジナル音源のバイブル的存在である5枚組のCD『Songs from the Northern Territory』(CD 1962-63/1996 : AIATSIS)の録音でも知られるAlice M. Moyle博士らのセレクションによるアボリジナル音楽の録音の一部と、その概要の説明は濃厚かつ、非常に興味深く、このブックレット内容だけでも必見である。『Songs from the Northern Territory』にも解説されてない詳しい内容を知ることができる。またそれぞれの楽器の説明もかなり学術的なアプローチで解説されており、ディープです。

ディジュリドゥを含んだトラックは10曲中3曲で、トラック4に北西アーネム・ランドと思われるMagu(ディジュリドゥ)と、トラック5-6に東アーネム・ランドのLhambilbilk(ディジュリドゥ)が収録されていて、内容はすばらしい。 その他は、Torres海峡の島々とCape Yorkのドラム、フルート、パンパイプ、スプーンなど様々な楽器を中心に収録されている。