中央アーネム・ランド的なサウンドと北東アーネム・ランド的なサウンドの中間点にあるようなディジュリドゥの演奏がユニークな非売品のカセット。
カセットのみのリリースで元々販売目的で作製されたものではなく、どちらかと言うとアウトステーションに住むアボリジナルの人々が、子孫に残しておきたいという依頼にもとずいて作製されたもののようだ。このシリーズではA面が伝統音楽、B面がオリジナルのクリスチャン・ソングになっている。他に『MANMOYI -Manyong Dance』(Cassette 1993 : Kakadu Studio)がある。非売品だが、Darwinのノーザン・テリトリー図書館で試聴することができます。 Raminginingのちょうど西のBlyth RiverにあるBolkjamコミュニティでの録音。ヨォルングの文化圏(北東アーネム・ランド)の一番西側あたりになる。非常に微妙な位置にあるアウトステーションだが、それがディジュリドゥのサウンドにもはっきりでていて、ちょうど中央アーネム・ランドと北東アーネム・ランドの間のようなサウンドのように聞こえる。トゥーツを使うが、舌の動きは多少ソフト。『DIDJERIDOO -The Australian Aboriginal Music』(CD 1969/1996 : PlayaSound)のトラック5に近いサウンドのディジュリドゥが収録されている。 販売はされていないが、ダーウィンの図書館で試聴することができます。 |
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