赤オーカーを身体に塗って踊るアボリジナル男性のジャケット写真もすばらしい49年録音のレコード。西アーネム・ランドのGunborgやWanggaを多数収録。
Darwin周辺やOenpelli周辺の北西/西アーネム・ランドを中心としたGUNBORG(ゴシップ・ソング)とWONGGA(ダンス・ソング)を多数収録しています。アボリジナルの音楽研究のパイオニア的存在のA.P. Elkin教授による1949年録音で、もっとも古い録音の内の一つである。日常生活の中にあることを題材としたものが多く、力強くたくましい、また時にせつなく、彼等の生活が伝わって来るような現地録音です。 このLPはオリジナルと同じジャケットのLPが一度再発されているようだ、そしてタイトルを変えて全く同じ内容でジャケット違いのLP『Australian Aboriginals!』(LP Capital of the World)もその後発売された。World Record ClubのConnoisseur Seriesから別ジャケットでもLPで再発されている。最も手に入れやすいのはCDでvol. 1とvol. 2からの抜粋として再発された『ARNHEM LAND -Authentic Australian Aboriginal Songs and Dances』(CD 1993 : Larrikin)である。 世界ではじめて商業目的で販売されたアボリジナル音楽の音源であり、様々な人類学者がこのLPにインスパイアされたであろう歴史的名盤です。 |
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