Numbulwarの影響を受けながらも独自の文化を育む、バックビート感がすさまじいGroote Eylandtの音源を集めた唯一の音源。本の付録としてCDがついてます。
David H. Turner著の『Genesis Regained』という本に付属しているCDで、購入は本とセットになっています。Carpentaria湾に浮かぶ島Groote Eylandtだけの録音をまとめたものとしては初のアルバムで、オーストラリア本土のNumbulwarコミュニティと近いため演奏スタイルに似かよった部分もあるが、独自の文化圏を築き上げたこの島独自のサウンドを聞くことができる。特に超高速リズムを収録したトラック30は必聴!日本での取扱いは初!? 書籍とCDにはライナー・ノーツはなく、曲のタイトルのみが掲載されているため、ここでの各曲の解説はない。同じ著者によるて現在絶版の書籍『Tradition and Transformation : A Study of Aborigines in the Groote Eylandt Area, Northern Australia 』(David H. Turner 1974 : AIAS)にこのCDの録音内容が書かれているようだ。 この他のGroote Eylandtの録音は『Songs from the Norther Territory 2 & 4』(CD 1962-63/1996 : AIATSIS)、『Aboriginal Sound Instruments』(CD 1963-68/1996 : AIATSIS)がある。 |
||