コロナ以来ツーリストはだれもアーネム・ランドを訪れることができず、Wugularr(Beswick)コミュニティのアートセンターには2-3年分の楽器70-80本が眠っていました。

チャールズ・ダーウィン大学の林靖典はWugularrのMago職人Frankie Laneと20年来の付き合いがあり、Frankie自らNLCに直接交渉してくれてコミュニティ来訪がかないました。そして、普通の人は足を踏み入れることができないこの時期に、本当にいいMagoだけをピックアップ!

また彼とゆかりのあるWadeye(Port Keats)コミュニティのWiliam Parmbukから直接連絡をもらって何度も楽器を見せてもらった中で厳選されたほんの数本のKenbiをセレクト。

Avalon SpiralとEarth Tubeにそれぞれ7本づつの合計14本のMagoとKenbiが入荷しました。それはここ2-3年の間に作られたこのエリアの楽器の中のトップ10-20%ほどの貴重なものです。

さらに今回のAvalon SpiralとEarth Tubeの共同企画では、それらの楽器を京都のKnotにて一日限りで一同に見て触れていただくことになりました。

8月7日(日)

Avalon Spiral & Earth Tube presents

Mago & Kenbi Exhibition -短いディジュリドゥ展-
場所 Kyoto Knot

〒600-8332 京都市下京区西洞院通五条下る小柳町508-1-1

TEL.090-2383-8878

https://www.kyotoknot.com/

料金 無料
時間 Open 13:00 / Close 19:00
15:00 Play & Talk 「展示作品の演奏とレビュー」(60min)

GORI・Kazz・三上賢治の3人のディジュリドゥ奏者がそれぞれの楽器をかわるがわる鳴らしながら、その楽器から感じるインプレッションについて語り合います。演奏者それぞれの好みや演奏感によって出音や印象が変わることを楽しみながらその場にあるMago/Kenbiを鳴らします。

17:00 Cross Talk 「Mago & Kenbiの魅力とは」(60min)

北東アーネム・ランドのMandapul(イダキ)は、ドローン以外にコールとトゥーツと呼ばれる3種類の音を駆使して演奏されます。MagoとKenbiはドローンのみ。そのいさぎよいまでのシンプルさ、それゆえの奥深さなどMago/Kenbiの魅力について、実際に音を鳴らしながら3人で語り合います。

演奏や修理のご相談

当日はAvalon Spiralの三上賢治とEarth TubeのGORIの2人が常駐しておりますので、演奏のワンポイントアドバイス、修理やメンテナンスのご相談などお気軽にご相談ください。

Mago / Kenbi以外にも

Avalon SpiralからMago仕様で作られた竹ディジュリドゥも展示。それ以外にもショートサイズのMandapul(イダキ)でMagoやKenbi的に演奏できそうな楽器も同時に展示いたします。

当日のコロナ対策

手間になりますが演奏のたびにアルコール消毒にご協力ください。また来場の際にはお手数ですが熱を測り、手指のアルコール消毒にご協力よろしくお願いします。演奏時以外はマスクの着用をよろしくお願いします。